内田光子とのツアー記事が、『音楽の友』誌5月号に掲載

『音楽の友』誌5月号に、3月に行われたMCOのツアーの記事が掲載されました。指揮とソリストは、内田光子。モーツァルトの「ピアノ協奏曲第17番」、「第25番」を弾き振りで披露しました。レポートは、3月14日にバルセロナ・アウディトリで行われた演奏会のものです。

記事リンク:
http://mahler-chamber.de/fileadmin/PDFs/MCO_Onakunotomo052013.pdf

「この6月に来日するマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)が、内田光子とスペイン、ポルトガルの諸都市を回るツアーを行った。プログラムは、モーツァルトのピアノ協奏曲第17&25番で、内田の弾き振り。この2曲の間に、バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」が挟まれた格好である。
 バルセロナ・アウディトリでの演奏は、実に素晴らしかった。とりわけ冒頭の第17番には、”絶品”という言葉が相応しい。近年の彼女の演奏のなかでも、会心の出来と呼べるのではないだろうか。前奏では内田はまさに”指揮”していたが、すでにMCOとの間にマジックが生まれている。そしてソロが始まると、「美しい時」がまぎれもなく、刻々と流れていることを感じさせた。MCOはもともと室内楽的な演奏をするオケだが、吉井瑞穂(首席オーボエ)、キアーラ・トネッリ(首席フルート)を始めとする木管セクションとのコミュニケーションが抜群で、”目と目で対話する”という感じ。第2楽章の深遠な美――こんなにいい曲だったとは!――は、ほとんど刹那的と呼べるものだった。前半を客席で聴いていたマルティン・ピヒョッタ(ティンパニー)も、”信じられない。恐るべき出来だった”と漏らしていた。
 バルトークも自発性の高いMCOならではの、表現性の高い演奏。第25番の後には、内田もMCOも感激の面持ちで、終楽章の後半をアンコールしたほどだった。ダニエル・ハーディングとの来日公演でも、このレベルの演奏が実現することを期待したい」

ダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラ日本公演
6月15日(土)15時
軽井沢公演
軽井沢大賀ホール
曲目:ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」(独奏:クリスティアン・テツラフ)
ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界》」
問い合わせ:軽井沢大賀ホール 電話0267-42-0055
http://www.ohgahall.or.jp/concert/details.php?cid=1259&year=2013&mon=5&v=2

6月14日(日)14時
名古屋公演(名古屋国際音楽祭)
愛知県芸術劇場コンサートホール
曲目:シューマン「交響曲第3番《ライン》」
ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界》」
問い合わせ:CBC事業部 電話052-241-8118
http://hicbc.com/event/nimf/about/36th/20130616/main.htm

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